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問題解決は目標設定をすることで進む方向が決まる【QCストーリー】

どうも 、具体的な目標はたてず思いのままに行動したいタイプのみこです。

もちろん、そんな人はなかなか上手くいかないと思います。

なぜなら「具体的な目標を持つことにより、自分が進むべき道が決まる」からです。具体的な目標がないと、行動する方向性が定まらずに効果的ではなくなります。

この記事でわかること

・品質管理の手法について学びたい。

・問題解決の各ステップを知りたい。

・目標設定ってなにするの?

・目標設定のポイント。

このような悩みを解決します。

本記事はこちらの「問題解決型のQCストーリー」の1つのステップになっています。

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私は、製造業で10年以上品質管理業務に従事しています。

QCストーリーは、製造業の問題解決で用いられる手法です。この問題解決型の手法は、さまざまな業務の問題解決に役立ちます。

問題解決型のQCストーリーは、以下の7つのステップに分かれています。

①「テーマ選定」 取り組む問題を決める

②「現状把握 現状(業績・実績・不具合実績)を把握する

③「目標設定」 どのレベルまで到達したいか目標設定

④「原因分析 目標達成を邪魔する原因を考える?

⑤「対策検討と実施 特定した原因を解決する対策を検討・実施

⑥「効果の確認」 目標に対してどこまで効果が出たのか確認する

⑦「標準化」 仕組化して対策を継続させる

この記事は、「3.目標設定」について書いていきます。

目次

目標設定をすると問題解決の進むべき方向がわかる

目標とはなにか

そこに行き着くように、またそこから外れないように目印とするもの。「島を目標にして東へ進む」

goo辞典より引用

「なんとなくこうやりたい」では、そのときの気分で進むべき方向を決めることになります。

毎日気分でやることを決めていては、効果的に問題を解決することはできません。しっかりと方向をさだめなくては、あなたが欲している成果を手にすることは難しいはずです。

目標を決める

「目標設定」とは「目標を決める」ことです。

先ほど引用した目標の意味にもあるように、「目標とはあなたの進むべき方向を示すもの」です。

「東京に行く」という目標なしに、東京に辿り着くことは難しいです。

取りあえず進んでいたら、気がついたら名古屋にいるかもしれません。

・不良を減らす

・ブログで稼ぐ

・お金を貯める

これらが目標となります。

「問題解決をする」

「現状を打破する」

「なにかを得たい」

目標が決まることで、「達成するためにはどうすればいいのか?」という思考に繋がっていきます。

ですが、じつは上記の3つでは少し物足りない部分があります。

目標設定は具体的な数字を決める

目標は具体化しよう

・不良を減らす

・ブログで稼ぐ

・お金を貯める

先ほど、この3つでは物足りないと申し上げました。

ではどうすればいいのでしょうか?

答えは「具体的に数値化する」です。

・不良を減らす → 不良件数〇〇件を30%削減 (3か月後までに)

・ブログで稼ぐ → 月収益0円から月1万円を稼ぐ (6か月後までに)

・お金を貯める → 貯金額10万円を100万円にする (1年後までに)

目標設定はこのように

①なにを → かかげる目標

②現状をどこまで良くするか → 具体的な数字

③いつまでに → 期間

以上の3つを明確化しましょう。

具体的に数値化した目標をたてるには、現状をしっかりと把握する必要があります。現状把握については、こちらの「問題解決は現状把握から始めよう【具体例ありのQCストーリー】」をご覧ください。。

目標を決めるとみえてくるもの

具体的な目標設定により、見えてくるものがあります。

それが「目標〇〇を達成するためになにをするか?」という道筋です。

目標:16時までに東京駅に着く

目標「 16時までに東京駅に着く 」が決まることにより、「達成するためにはどうするのか?」を考えることができます。

・朝は何時に起きるのか?

・交通手段はなにが最適か?

・必要な予算は?

・家を何時に出ればよいか?

これらを考えることができるのは、「具体的な目標設定」があってこそです。

目標〇〇を達成するためになにをするか?」 このような思考が、問題解決、改善等さまざまな「いままでできないと思っていたことを解決」するときに役に立ちます。

目標設定の注意点

目標設定のときには注意点があります。

手段(やること)と目標は違う

目標を達成するための「手段(やること)」と、目標は違います。

目標:「不良削減(30%)」があるから、「スキル教育」という手段があります。

目標:「ブログで収益(月1万円)を得たい」があるから、「ブログ毎日更新」という手段があります。

目標が「スキル教育」「ブログ毎日更新」では、ほんとうに達成したいことが見えなくなります。

目標と手段は別として考えて、手段を目標と設定しないようにしましょう。

いつかではなくいつやるか

いつやるかが大切です

目標に期限をつけたら、それに向けた行動を計画します。

そのときに大切になることが「いつやるか」「いつまでにやるか」です。

「暇になったらやろう」→これでは一生できません。

社会人になると、「暇になったら」の暇はほとんどありません。

「いつまでにやるためにはどうするか?」この思考が大切です。

具体的な計画

「いつやるか」を確実にするために、目標達成に期限をつけます。

その目標を達成するためのスケジュールを決めて、「PDCA」をまわします。

目標:5ヶ月後に不良30%削減

1ヶ月目:原因分析

2ヶ月目:対策立案

3ヶ月目:実施

4ヶ月目:効果の確認

5ヶ月目:標準化

このように目標に期日をつけると、そこへ到達するための具体的な道筋をたてることができます。

最後に

具体的な目標を持つことにより、自分が進むべき道がみえてきます。

「なにを」「どこまで良くする(どうなりたいか)」「いつまでに」

この3つを決めることにより、 「目標〇〇を達成するためになにをするか?」 という考えを持ち、それを達成するための対策(アイデア)を実行することができます。

QCストーリーは、優秀な問題解決の型です。

あなたの抱える問題を、解決する糸口にしてください。

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