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【転勤・転職/退職金】20代で工場閉鎖を経験した話【経験を積んで対応】

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どうもみこです。

会社が危ない人
会社の景気が悪くて、工場閉鎖(事業所閉鎖)になりそう。
この先どうしたらいいんだ・・・
みこ
それは大変ですね。
私も20代の頃に、工場閉鎖を経験しました。
私が経験したことが、あなたの人生にとってなにかの参考になればとこの記事を書きました。

現在社会は、移り変わりのはげしい世の中です。

時代とともに、変わっていくことのできない企業は淘汰されてしまいます。当時私の勤務していた工場は、まさにそのような状況で「工場閉鎖」となりました。

この記事は、私の経験が主となる「工場閉鎖」についてと、今のわたしが考えて「工場閉鎖」という事態にどういう対応が考えられるかという視点の記事です。

あきらかに需要が減っている産業に関わっている方、会社の将来に不安を持っている方にとって、未来を選択する判断材料となれば幸いです。

この記事でわかること

・先行き不透明な世の中を生きていくのに大切なことはなにか。

・工場閉鎖ってどんなことが起こるの?

・最後に頼るのは自分自身、毎日の積み重ねがよりよい自分を作るということ。

・会社の先行きが絶望であるなら、そのときになにができるのか?

私は大手の生産工場に努めていたため、工場閉鎖でしたが、中小企業であれば「倒産」になったと思います。近年は、40代中盤でのリストラがある世の中です。この先なにが起こるのかなんて全く想像がつきません。

正社員だからといって、定年まで勤められる保証はどこにもありません。もしものときに頼ることができるのは、あなたが培ってきた「スキル」や「経験」です。

毎日の積み重ねが、あなたの将来をつくります。私が、工場閉鎖を経験して感じたことは、社会人になっても継続的に勉強を続けていくことが大切ということです。

こちらの記事も、合わせてお読みください。

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目次

工場閉鎖で迫られる選択、転職・転勤・退職金

2020年5月15日の記事です。

私のこととの関係はありませんが、工場閉鎖に関するニュースがありました。

記事の内容をみると、工場の従業員は配置転換で雇用が維持されるようです。

大企業の製造業は、収益の悪化や需要の減少をみこむと、複数ある「拠点の整理」を行います。

それが「工場閉鎖」です。

工場閉鎖は突然に

私は、当時20代中盤のときに工場閉鎖を経験しました。

ある朝、全社員が突然呼び出され、数ヶ月後に工場が閉鎖されることを伝えられました。

突きつけられた2つの条件

・他県の工場への転勤 (地元の工場はなくなるため片道切符)

・特別退職金(割増)を受け取って希望退職 (転職支援がある)

そのときのに迫られる選択は、こちらの2つでした。

当時の私はどうだった?

反応

みこ
工場閉鎖かぁ、まあ仕事変えたかったしいいかー。

当時はまだ若く、これから先のキャリアや、人生についても考えたことがなかっため、この程度の認識でした。

結婚もしておらず、現状への不満はあれど、自分から「なにかをしたい」とか「現状を変えたい」などということもあまり考えたことのない残念な私です。

工場閉鎖は大きな転機

実は、当たり前ですが工場閉鎖発表前の段階で、仕事量はかなり減っていました。

そのときの私は、「毎日暇でいやだ」「会社辞めたい」「転職したい」と毎日考えていましたが、転職活動を行動に移す行動力もなく、日々働いていました。

そのような状態で、すぐに退職してしまわなかったことは、金銭的には結果的にプラスに働きました。

それが、割増の退職金です。

割増の退職金

親会社が工場閉鎖を考えるときに、ものを言わせるのが「お金」だと思います。

以前、現在の会社の役員と当時の話をしたとき、「大企業はそれ(希望退職の退職金)があるよなぁ」なんて話をしたことを思い出します。

結果として、私は工場閉鎖で職を失いました。しかし、それまでたいした貯金もしていなかった私に、初めてのまとまったお金をもたらしたのがこのときの割増の退職金です。

こちらの記事にある内容を、真剣に考えるようになったきっかけが「工場閉鎖の退職金」でした。

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金額を直接書きませんが、規定にある退職金の「満額+α」でした。

当時の、私にとってはいろいろな意味で重いお金となりました。

判断がどうであったか

結論ですが。

○:安易に会社を辞めなかったため、多くの退職金を手にした。

☓:20代という、貴重な時間を暇や不満で費やしてしまった。

一長一短ありますが、悪い選択ではなかったと思っています。

社会的にも「会社都合の退職」であるため、失業保険もすぐもらえました。お金ももらえるという、わかりやすいプラス要素があったので、当時の私は深くそれほど考えていませんでした。

ですが、「20代の貴重な時間を、暇や不満を持ち過ごしたことがどうであるのか?」という部分を、今考えるともったいない気もします。

すぐに転職して、新しいことを覚えたり、もっともっと勉強することもできたはずです。

私の場合は、大手の生産工場であったことが結果的に功を奏しただけです。

もしも、中小企業勤務であるのなら、割増の退職金に期待もできないわけですし、早く転職の決断をするべきであると思います。

工場閉鎖の前兆あった?

もちろん、工場閉鎖の前兆はありました

それは、「具体的に噂があった」というわけではありません。

最後の1年くらいは、本当に暇で暇でしょうがなかったのです。

会社に行って、1日の業務が30分で終わってしまう。

という、異常な日が多くありました。

「仕事がなくても給料がもらえる」、これはいいことであるような気もしますが、ある意味ではかなりつらい時期でもありました。

現在の私であれば、なにか他に始めることを思いつくこともできますが、そのときは「若かった(何も考えていなかった)」です。

主力製品が衰退してからも、一向に新製品が立ち上がることもなく、たくさんいた派遣社員もほとんどいなくなる

規模を縮小しながら継続している状態でしたので「突然の工場閉鎖の知らせ」も、それほど違和感はありませんでした。

現在

現在の私は、無事に転職ができ、自己紹介の記事とおり工場で中間管理職として働いています。

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役立つのは経験と資格

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そして、最初の会社で学んだ知識は今も活用できています。

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このような記事を書くことができるのも、最初に就職した会社が教育に熱心であったことに由来しています。

若い私には、なぜ勉強したりスキルを身につけたりするのかわかりませんでしたが、突然の工場閉鎖のとき、「助けてくれたのは経験とそれに基づく資格」でした。

だからこそ、今も勉強を続けていくことと、なにかがあったときには自分の力で稼ぐことができると思い、この「mikoblog」を更新しています。

時代は変わる

時代は変わり続けています。

変化に対応できない企業は淘汰されます。

移り行く産業

時代の流れとともに、移り行く産業はたくさんあります。

例えば

・カセットテープ

・ビデオテープ

・ワープロ

・フロッピーディスク

・使い捨てカメラ

最近の若い方には、なじみがない物もあるかもしれません。

私が若い頃には身近にたくさんあった商品達は、今ではほとんど見ることがありません。

この商品の全盛期には、これらを製造していれば良かったかもしれません。ですが、今でもこれだけを製造して残り続けていくのは難しいと思います。

社会で必要とされる量(需要)が減ってくれば、製造している工場も減っていくのが道理です。

私の勤めていた会社がまさにそうだった

私が高校を卒業して就職した会社は、まさに時代の流れに取り残されました。

今でもそのときに生産していたの製品が、完全になくなってはいないと思います。ですが、製造している会社は少ないでしょう。

私が勤めていた会社にも、全盛期がありました。今思えば、かなり儲かっていたのでしょう。臨時ボーナスがでたこともありました。

しかし、人間は良い時期を経験してしまうと、今が永遠に続くと思い、変革のときを逃してしまうのかもしれません。

需要の衰退とともに、売り上げは減っていきました。

最後は

全盛期は長く続くこともなく、この記事で繰り返している通り「工場閉鎖」となりました。

時代は変わり続けていくのです。

会社が危ないと思ったらなにができるか?

私が考える「3つの選択肢」がこちらです。

3つの選択肢

①勤務を継続する。

②転職活動を始める。

③即転職をする。

「これを機に起業しよう!!」という選択肢がほんとうはかっこいいと思います。ですが、私のような高卒工場勤務の人間には、そのような選択肢へなかなか行き着きません。

よって、この3択になりました。

①勤務を継続する

転職は体力を使います。

「まあなんとかなるだろう」と、動かないことがなんだかんだ楽であったりします。

この場合は、「会社の規模も重要」だと思います。

私はこの方法で結果的に得をしました。ですが、中小企業であったならば、工場閉鎖ではなく「倒産」「給料未払い」という事態も考えられます。

よって、中小企業の場合は、②もしくは③がいいと思います。

転勤や、特別退職金という条件が出そうな会社であれば、勤務継続という選択肢もありかもしれません。

②③転職

会社に所属していくのならば「今の会社はもうだめだろう」と考えたときに、「即日転職、転職活動を始める」にしろ転職を考えるべきであると思います。

「即日転職」といっても、転職先をすぐに見つけることは難しいので、「②の転職活動を始める」という選択肢が私のおすすめです。

転職を考えたときには「ハローワーク」に行く(当時の私がまさにそうでした)よりも、「転職エージェント」に登録することがおすすめです。

転職エージェントってなに?

転職エージェントは、転職に必要な手続きや求人選びなどを、プロが無料でサポートしてくれます。

登録をしても費用はかかりません。相談や、あなたの市場での評価を知ることができるので、転職を考えたときにとりあえず登録をしてみることをおすすめします。

メリット

・あなたのキャリアに合った提案をしてくれる。

・独自の非公開求人を持っている。

・あなたの希望職種や、業界への対策ができる。

転職エージェントに登録すると、現職の給料や職種やキャリアを考慮して、さまざまな転職先を紹介してくれます。

あなたの市場価値を知ることができる、積み上げたキャリアを活かす求人を紹介してくれる、といったメリットがあります。

勢いで退職するよりも、まずは「転職エージェントに登録(費用は無料)」して相談をすることがベターであると思います。

おすすめ転職エージェント

おすすめの転職エージェントはこちらの3つです。

doda」「マイナビエージェント」は、大手ならではの求人数が魅力です。

JAC Recruitment」は、ミドルからハイクラスの求人を得意としています。管理職であったり、年収が高い方の転職にはこちらがおすすめです。

敷居が高そうな転職エージェントではありますが、実際には私でも登録できましたので、とにかく登録してみることがおすすめです。

転職が吉、でも無計画よりも計画的に

もしもあなたが、現在の会社で勤務を継続したい。

「転勤でも条件が下がっても大丈夫」という心構えがあるのなら、動かないほうが良いと思います。

ですが、「人生の時間は有限」です。

私自身、会社に行っても暇ですることもなく過ごしていた期間がもったいなかった。

という思いが強くあります。

よって、「会社に将来性がない」と判断するのなら、転職が吉であると思います。

そのときいきなり退職してしまうよりも、まずは「転職エージェント」に登録して相談をすることで、考えがまとまったりすることもあると思います。

しっかりと計画や戦略を持つことができるので、転職エージェントはおすすめです。

最後に

移り行く産業から、変革できない企業は淘汰される。

今の時代は、たとえ銀行であっても将来が明るいとは言えないと思います。

新しい技術が生まれ、新しい仕事が生まれ、古い仕事は無くなっていく。

「AI」「ブロックチェーン」「IoT」「5G」と、世界は目まぐるしく変わっていきます。

経営者も、そこで働く人も、その変化に無関係ではいられません。

「将来の年金不安」「終身雇用の崩壊」、全ての収入を会社だけに頼ることも不安要素です。

不安な要素を上げればきりがありませんが、明るい未来もあるはずです。

私自身も新しいことに挑戦し、そこでなにかを学びながら行動し、生き残っていくためにこのブログを開設しています。

当時の私は、「自ら大きな判断」もしなかった割に、酷い目に合うこともありませんでしたが、これから先はわかりません。

繰り返しますが、正社員だからといって、定年まで勤められる保証はどこにもありません。もしものときに頼ることができるのは、あなたが培ってきた「スキル」や「経験」です。

大きな人生の岐路に立ったとき、自分で判断して切り抜けていける人間になるために努力が必要です。

それを作るのは、毎日の積み重ねです。

毎日の積み重ねがあなたの将来をつくります。

私が、工場閉鎖を経験して感じたことを知ることが、あなたの人生にとってプラスとなることを祈ってます。

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