どうもみこです。
この記事では「うまくいっている人の考え方」の書評を書いていきます。
俺はみんなより劣っているんだ…
題目ごとに簡単にまとめられ、最後には要約までついていて、とても読みやすい本です。
自尊心を取り戻すのはそんなに難しいことではない。要は、自分に対する考え方を修正すればいいだけである。
「うまくいっている人の考え方」 より引用
自尊心とは「自分を好きになり、他人と同じように自分も素晴らしい人生を創造するに値する人間だと信じる気持ちである」と本書で語られています。
自尊心は、人生のさまざまなことに大きな影響を与えます。心の平和、幸福、これらは自尊心と密接な関係があります。自尊心を取り戻し、高めていくことは、あなたを人間的に大きく成長させてくれるはずです。
そのための「考え方」が詰まった本が「うまくいっている人の考え方」です。
①他人の思いどおりにはならない
②自分の価値を疑わない
③人との出会いを楽しむ
私が「いいな」と思った、こちらの3点を中心に解説や感想を述べていきます。
誰もが幸福で充実した人生を歩みたいと思ったことがあるのではないでしょうか?そのためのヒントが詰まった本です。
もしこの記事を読んで、すこしでも興味を持ったなららぜひこの本を手にとって見てください。
【書評】「うまくいっている人の考え方」
著者:ジェリー・ミンチントン
アメリカの著述家。多年にわたり経営者としてビジネスに携わるうちに「人が自尊心を高め、自らの価値を確信することが、人生における成功や幸福に直結する」ということに気づき、
自尊心に関する研究をおこなう。著書は本書をはじめ『心の持ち方』『じょうぶな心のつくり方』など多くが日本でベストセラーになっている(いずれもディスカヴァー刊)。
「自尊心をどう高めるか」ということにフォーカスされた本です。
「うまくいっている人の考え方」と、続編「うまくいっている人の考え方 発展編」を合わせて一冊に再編された完全版となっています。自尊心を高めると、自信が身につき、良い人間関係を築け、楽天的な人間になれると著者は言います。
自尊心を高めるための100個考え方が紹介されており、1個ずつわかりやすく要約もされています。
最初から読むのも、興味がある所から読むこともでき、わかりやすく読み進めることのできる一冊となっています。
自尊心を高めるための「100個の考え方」は、とても参考になるものが多いです。読みやすくまとめられており、毎日すこしづつ読んだりしてもいいと思います。
ただ、考え方のなかには他の本で読んだことのある内容も多いです。(その考え方が本質ということなのかもしれません)なので、たくさんの本を読んでいる人には少し物足りないかもしれません。
いっぽうで、あまり本は読まないけど「自己啓発になるならちょっと興味はある」という方にはうってつけかもしれません。
「うまくいっている人の考え方」3ポイント解説
この本を読んで、良かったなと思ったポイント3つを私なりの感想もまじえて解説していきます。
①他人の思いどおりにはならない
②自分の価値を疑わない
③人との出会いを楽しむ
それでは、順番に解説していきます。
①他人の思いどおりにはならない
他人の行動について不当な期待を抱く必要ない。
その行動は「自分が他人にして欲しかったこと」をしてもらえなかった、という気持ちで相手を責めているだけだからです。
「あなたは気配りが足りない」「思いやりがない」という態度をとる人は、自分が犠牲者であるふりをして、相手より優位に立とうとしているだけです。
私の近くにも「あいつは気が利かない」「俺はこんなに考えているのに、あいつは何も考えていない」なんて言ってる上司がいます。確かにそういう一面もあるでしょうけど、けっきょくのところその上司は「感情をぶつけている」「相手を落として自分を上げている」だけに見えたりします。
だからこそ、「あなたは礼儀正しさや、さわやかな態度だけを心がけていればいいのであって、自分のしたいことを犠牲にしてまで他人を喜ばせる必要はない」という、本書の言葉が刺さります。
他人の行動について不当な期待を抱いたり、自分を犠牲にするよりも、自分のしたいことを大切にしましょう。
②自分の価値を疑わない
世の中には「お前にはなんの価値もない」ということを言ってくる人がいます。
だからと言って、自分になんの価値もないわけではありません。
あなたが価値の無い人間であると決まるのは、あなたが自分を価値の無い人間だと思ったときだからです。
「お前には価値がない」そう言ってくる人は、外見、収入、能力といった基準で優劣をつけて誇っているだけです。相手の方が劣っていると判断することで「偽りの自尊心」をもちたいだけ、ただれなにを言おうと他人との比較であなたの価値が決まるわけではありません。
私の会社にも「あいつは○○だ」と言って他人を落とす人がいますし、私自身言われることもありますが「まあその人はそう言いたいだけ、自分はすごい!!と誇示したいだけ」なんだと思います。
「自分に価値がない」それは他人との優劣で決まるものではありません。
③人との出会いを楽しむ
内気な人は、愉快な人たちと出会う楽しみを逃している。
見知らぬ人とコミュニケーションをとることを嫌がる傾向にあるからです。
内気な人はこう考えている「相手に認めてもらえないかも、自分の話題で恥をかくのでは」「自分に自信がなく、愚かだと思われたくないため会話をしない」「自意識が過剰で、自分が相手にどう思われているのかが気になってしまう」この3つ共通している点は、自分のことばかり考えているということです。
これよくわかります。
私自身も、相手にどう思われるか?ということを気にしてコミュニケーションを躊躇してしまう人間です。「自分が心を開いて、動けばもっと楽しい世界に出会えるだろうな」そう思うことも多々あります。
だからこそこの本でわかったこと、「相手がどう思うのかは相手のことであってあなたが気にしてもしょうがない、相手にどう思われるかというよりも、自分が相手になにをできるのか考える」ということがとても刺さりました。
これができれば、きっと愉快な人と楽しいひと時を過ごすことができるでしょう。
【要約】ありのままの自分を受け入れる
私なりに「うまくいっている人の考え方」を要約すると下記のようになります。
ありのままの自分を受入れる。他人と比較しなくても自分には自分の価値がある、必要以上に他人に期待したり他人を変えようとするよりも、それらを受け入れて、自分にできることを考える。
自分の内面と向き合って受け入れ、自分になにができるのかを考える。
そんな「うまくいっている人の考え方」を取り入れてみようと思います。
じつは、この記事で紹介した「うまくいっている人の考え方」は、「Prime reading」の読み放題で読むことができます。(2021年11月13日現在の情報です。読み放題が入れ替わっている可能性もあります。)
Prime readingでお得に読書する
Prime readingは、Amazonプライム会員であれば追加料金無しで電子書籍が読めます。
Amazonプライム会員はPrime readingだけでなく、「送料無料」「動画サービスのプライム・ビデオ」「音楽聴き放題のPrime Music」等、全体としてのメリットがすごいです。
Amazonプライム会員は「月額500円」という低価格で、さまざまなサービスを利用することができます。
月に1冊本を読めば元がとれてしまいますね。さらに、最初は30日間の無料体験期間があります。
コメント