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【ニュースの見方が変わる】わかりやすい政治の話「政治のキホンが2時間で全部頭に入る」

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政治のキホン

どうもみこです。

この記事では「政治のキホンが2時間で全部頭に入る」の書評を書いていきます。

「国民主権」「三権分立」「行政」「内閣総理大臣」、ニュースなどで何気なく聞こえてくる政治の言葉や話、あなたは正しく意味を理解できていますか?

子供のころ学校で習ったはずだけど、「正直なんにも覚えてない」それが私の感想です。

なんもわからない私
まあそんなこと、知らなくても生きていきますよ!!

たしかにその通りです。

でも、本当は日常生活に無関係じゃないのが「政治」です。

「なぜ無関係ではないのか?」そんな世間の仕組みがわかりやすく理解できるのが、「政治のキホンが2時間で全部頭に入る」です。

この記事では

①政治とはなにか「政治」=「ルールの運用」

②国民主権 「主権」は「国民」にあるとはどういうことか

③選挙とは 選挙は国民の代表を決めるビッグイベント

私が「いいな」と思った、こちらの3点を中心に解説や感想を述べていきます。

目次

ニュースの見方が変わる、わかりやすい政治の話「政治のキホンが2時間で全部頭に入る」

著者:馬屋原吉博

中学受験専門のプロ個別指導教室SS-1社会科教務主任。

中学受験情報局「かしこい塾の使い方」主任相談員。

大手予備校・進学塾で、大学・高校・中学受験の指導経験を積み、現在は完全1対1・常時保護者見学可、という環境で中学受験指導に専念している。開成、灘、桜蔭、筑駒といった難関中学に、数多くの生徒を送り出す。

塾の先生ですね。

私は学歴ないので進学塾に言ったことがないのですが、このようにわかりやすい本を書けるような方に政治を教えていただきたかったな、と強く思います。

本の概要

タイトル「政治のキホンが2時間で全部頭に入る」のとおり、政治について、とにかくわかりやすく解説されています。

議院内閣制ってなに? 憲法ってなに? 普段ニュースで聞く言葉であっても明確に答えられる人は少ないと思います。

そんな内容の言葉も、最難関レベルの中学校を受験する子どもたちは9割近く理解するそうです。

本書は「たしか、学生時代に学んだ記憶はあるけれど・・・」という大人から、中高生にまで役に立つ本です。各パートの終わりにある中学入試レベルの問題に、学生に戻った気持ちでチャレンジできます。

なんか難しそうな「政治の話」のキホンが、わかりやすく理解できてありがたすぎました。

そんな一見難しい用語も、この本では簡単に理解することができる。理解できると、ニュースの見方が変わります。

本を読んで理解が深まったみこ
おっ、NHKのニュースで喋っている偉い人が、どんな立場の人なのかなんとなくわかるぞ!!

ぜひ本書を読んで、そんな感覚を味わって頂きたいです。

「政治のキホン」3ポイント解説

3つのポイント解説

この本を読んで、良かったなと思ったポイント3つを解説していきます。

この記事では

①政治とはなにか「政治」=「ルールの運用」

②国民主権 「主権」は「国民」にあるとはどういうことか

③選挙とは 選挙は国民の代表を決めるビッグイベント

それでは、順番に解説していきます。

①政治とはなにか「政治」=「ルールの運用」

政治とは、ルール(法律)を作り、世の中にあてはめていくことです。

多くの人が生きている私達の国には、ルール(法律)が必要です。そのルール(法律)を作ることが政治です。

具体的には

政治とは……

①ルールを作ること ②ルールを世の中にあてはめていくこと ③問題をルールに則って解決すること

政治のキホンが2時間で全部頭に入るより引用

この3つで構成されています。

例えば学校のルールをもとに考えると

①私語禁止 ②質問は手を上げること ③私語はダメですと注意をする

となります。

さらに、この3つの権限は、それぞれ分割されてる。

国会:法律を作る=立法

内閣:法律を世の中にあてはめていく行政

問題を法律に則って解決する=司法

政治のキホンが2時間で全部頭に入るより引用

このように「立法」「行政」「司法」と、権限を3つにわけたものが、昔学校でならった「三権分立」という考え方です。

そして、この3権を学ぶことで「日本国の政治」を知ることができます。

国家に必要な仕組みを作り、例外などの細かな調整をして、運用していくことが政治です。

②国民主権 「主権」は「国民」にあるとはどういうことか

日本国憲法には「国民主権」「基本的人権の尊重」「平和主義」という三大原則があります。

その中の一つ「国民主権」とは、「主権=国の政治を最終的に決定する力」を国民が持っているということです。

ですが、私達国民は法律をみずから作って運用したことはありません。それなのに、なぜ国民が主権を持っているのかというと、日本が「間接的民主制」を採用しているからです。

間接民主制とは、日本国民が選挙で決めた代表者を決めて代表者が政治を取り行うことです。国民が直接多数決で政治を決めるのではなく、国民が選んだ代表者(政治家)が政治を決定します。

・直接民主制:国民で多数決する→政策が決まる

・間接民主制:選挙→政治家が選ばれる→政治家が政策を決める

政治をとり行う政治家を「国民が選ぶ」よって、最終的に決める力は国民にあるということです。

よって、国民には主権があるということです。

③選挙とは 選挙は国民の代表を決めるビッグイベント

選挙は、私達国民の代表者を選ぶビッグイベントです。

民主主義の国では、「国民に選ばれる」以上の正義の源泉は存在しません。

政治のキホンが2時間で全部頭に入るより引用

国民に選ばれた代表者が「国会議員」として、法律を作る「立法」を行っていくことになります。

言い方は悪いですが、残念な人を選べば残念な政治が行われるのは当たり前です。だからこそ、選挙はじゅうようなのです。

選挙は具体的に

・衆議院は任期4年で解散があり、全員を入れ替える「総選挙」

・参議院は任期6年で解散なし、3年に一度半数を入れ替える「通常選挙」

があり、選挙制度は2つ「選挙区」と「比例代表」があります。

・選挙区:選挙区ごとに、氏名を書いて投票する。得票数の多い人が当選する。

・比例代表:投票用紙に政党名を書き、政党ごとの議席数を決定し、個人の代表を決めていきます。

詳しく説明はしませんが、それぞれに特徴があります。

このような方法で、国民の代表を選ぶビッグイベントが「選挙」です。

政治を知ることには意味がある【決めているのは私たち国民です】

選挙

この記事では「政治のキホンが2時間で全部頭に入る」の書評を書いてきました。

この記事この3ポイント解説をしました

①政治とはなにか「政治」=「ルールの運用」

②国民主権 「主権」は「国民」にあるとはどういうことか

③選挙とは 選挙は国民の代表を決めるビッグイベント

知るのが面倒な人
なぜ、政治を知らなければいけないの?
本をよんだみこ
国会議員は国民が決めています。

あなたがTVで見て「なにをやっているんだこの人達は…」と思う議員も、私達国民が選んでいます。

日本は間接民主主義の国です。どんなにひどい議員であっても基本的に選挙でえらばれています。

よって、私達国民がしっかりと政治を知り、国が抱える問題に興味を持ち、しっかりとした意思表示をしなくては日本はどんどん衰退していきます。

言い換えれば「国民がバカなら、国もバカになっていく」のではないでしょうか。

議員は国民の代表です。

政治を知り、主権のありかがわかる、しっかりと知識を持って選挙に行くことで、日本の未来が決まります。

ちなみに、この本は「Prime reading」の読み放題で読むことができます。(2021年3月6日現在の情報、読み放題が入れ替わっている可能性もあり)

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