どうもみこです。
この記事では「知識を操る超読書術」の書評を書いていきます。
最後まで読み切るのは難しいし、読んでもすぐ忘れてしまうんだよね。
読書ってつらいな。
あの、メンタリストDaiGoさんが「知識を最大化」を実現するために行っている、読書術を学ぶことができます。
1日に10冊~20冊の本を読むというDaiGoさんは、いったいどんな読書術を実践しているのか?
気になりませんか? 気になる方はこの記事でその一部を知ってください。
本って読んでもすぐに忘れてしまいませんか?
私はわりとすぐに忘れてしまうタイプです。
そんな私と同じような人に知ってほしい「読書のサイクル」が
①本を読む準備をする→②本の読み方を知る→③本から得た知識をアウトプットする…
このサイクルです。
結論から言うと、本から得た知識をアウトプットできるかどうかは、1つ目の「本を読む準備」をしているかどうかで7割決まります。
知識を操る超読書術より引用
この「読書のサイクル」を知るだけで、今まで頭の中にあった「読書はこうあるべき!!」という常識を壊すことができます。
5分あれば読めるように本の内容を簡単にまとめました。 DaiGoさんが「知識を最大化」を実現するために行っている、読書術に興味のある方は、最後まで読んでみて下さい。
①読書に対する3つの誤解
②事前準備
③本を読んだらアウトプットする
私が「いいな」と思った、こちらの3点を中心に解説や感想を述べていきます。
この3ステップで、DaiGoさんの読書術の一端を知ってください。
そして、興味を持ったらぜひこの本を手にとって見てください。
「知識を操る超読書術」でdaigoさんの読書術を学ぼう
著者:DaiGo
慶應義塾大学理工学部物理情報工学科卒業。
人の心をつくることに興味を持ち、人工知能記憶材料系マテリアルサイエンスを研究。英国発祥のメンタリズムを日本のメディアに初めて紹介し、日本唯一のメンタリストとして数百のTV番組に出演。その後、活動をビジネスおよびアカデミックな方向へと転換し、企業のビジネスアドバイザーやプロダクト開発、作家、大学教授として活動中。
日々インプットした膨大な情報・スキルを独自の勉強法で体得し、驚異的な成果をあげ続けている。
知識を操る超読書術より引用
私は月に1冊程度の読書をしていますが、しょうじき月1冊でも習慣にするには難しかったです。
読み始めてすぐに止まってしまったり、せっかく読んだのにすぐに忘れてしまったり、読んでいいなと思ったこともあまり身についていなかったりと、読書は続けるのも成果を得るのも難しかったりします。
「知識を操る超読書術」は、そんな悩みに答えてをくれる1冊です。
1日10冊~20冊の本を読むメンタリストDaiGoさんがまとめた、本を仕事やプライベートといった、人生で役立てることができるノウハウが詰め込まれています。
本を読む集中力が続かない、すぐ忘れる、内容を上手く説明できない、じつはそのような人に必要な読書法は、速読でも記憶術でもありません。
DaiGoさんの本のいいところは、具体的な行動に落とし込める科学的な方法が説明されていることです。
本書を読めば知識を最大化する、科学的な読書法を手に入れることができます。
「知識を操る超読書術」 3ポイント解説
この本を読んで、良かったなと思ったポイント3つを解説していきます。
①読書に対する3つの誤解
②事前準備
③本を読んだらアウトプットする
それでは、順番に解説していきます。
①読書に対する3つの誤解
読書をしている人が共通しておちいりがちな3つの誤解があります。それは「速読」「多読」「選書」に関する間違った思い込みです。
速く・たくさん・いい本を読めばいいと思い込みがですが、実際は「早く読めば理解度が下がる」「たくさん読むよりも、少ない情報からでも、多くの知識を得る」「読み手によって、本の価値は変わる」からです。
たくさん読んでも理解して頭に残らなければ意味はない、たとえ上司おすすめの本もであっても、あなたにとっては読みにくい場合もあります。
大切なことは 、「速読」「多読」「選書」この 3つに関する誤解を改めて、知識を操る読書のサイクル実践することです。
②事前準備
知識を操る読書のサイクルは、「本を読む準備をする」「本の読み方を知る」「本から得た知識をアウトプットする」です。
なかでも一番重要なことが「本を読む準備をする(事前準備)」です。欲しい知識が明確であれば、少ない情報からでも多くの知識を得ることができるからです。
漠然と英語を勉強するよりも、例えば「旅行先であいさつやちょっとしたやり取りをしたい」という明確な目的や必要性があれば、具体的なシュチュエ―ションを想像しながら、会話に必要な単語をピックアップながら読むことができます。
このように、読んだ後のイメージが明確であれば、本から得られる知識が大きくなります。
③本を読んだらアウトプットする
人に説明(アウトプット)をすることで、記憶への定着率が上がります。
ワシントン大学の実験によると、実際に教えるかどうかではなく「教えるつもりで本を読む」だけで記憶への定着率が28%上がることがわかっています。
人に教えるためには、読んだ知識を言語化(喋る)必要があります。
よって、「どうやって伝えようかな」と考えながら、アウトプットを意識して読むことで記憶への定着率があがります。
また、説明上手になるためには「SPICE」を利用しましょう。
Simpkify(単純化)
Perceiver self-interrest(私的利益感)
Incondence(共感)
Confidence(自信)
Empathy(共感)
これだけみると難しそうに感じます。
なので、「人に伝えるときはなるべく簡単」に、「聞いた相手の利益になるよう」に、「意外性」をもちいたり、「自信をもって」、「共感してあげる」ように伝える。
このように理解して、アウトプットに混ぜてみましょう。
誰でも、小難しいことを説明されるよりも、自分の利益になる情報を簡単に聞けたら嬉しいですよね?
本を読んだら人に説明する機会を持ちましょう。そのときは、SPICEを意識してみて下さい、相手に伝わりやすくなるはずです。
なにを読むのか?よりもなぜ読むのか?
「上司おすすめの本」「ランク上位の本」それらが、ほんとうに自分に合った本であるのかはわかりません。
そういった本を読むよりも「自分の目的に合った本を読む」ことが大切です。
その本を読んでなにを得たいのか?
これを明確にするだけで、読書は大きく変わります。
本を最初から最後まで全て読む必要もありません、自分の目的に沿った章を読んでいくだけでも大丈夫です。
これらを知るだけでも読書のハードルが大きく下がると思います。
私自身、本を読む前に「この本を読んでなにを得たいのか?」「どう活かしたいの」そういったことを明確にしてから読書を始めるようにしました。
あなたがもし「読書をしたいけどうまく継続することができない」と考えているのなら、「知識を操る超読書術」を読んでみてください。
じつは、この記事で紹介した「知識を操る超読書術」は、「Prime reading」の読み放題で読むことができます。(2021年8月7日現在の情報です。読み放題が入れ替わっている可能性もあります。)
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