どうもみこです。
この記事では「多動力」の書評を書いていきます。
しょうじきな話、私は堀江貴文さん(ホリエモン)にあまりいいイメージを持っていませんでした。
それは、堀江さんは合理主義者で古いものはいらないという人間で、口が悪く、自分勝手そう、という勝手なイメージに抱いていたからです。
それが、「多動力」を読んだ後は…
言ってることわかる、参考になるー!!
という変化が、私に現れました。
もの凄く振り切った人です。賛否や好き嫌いが別れる人であるかもしれませんが、「多動力」は読む価値ありです。
・多動力ってなに?
・寿司屋の修行なんて意味がない
・ベストセラー本はコピペ本
・まずは、一つのことにサルのようにハマれ
この4点を中心に、堀江貴文さんの「多動力」に関する感想や、解説を書いていきます。
5分で読めるので、多動力を知りたい、多動力を身につけたい方は、最後まで読んでみて下さい。
多動力とは【異なることを同時にこなすチカラ】
まずは、本のタイトルでもある、多動力とはなにかを本文から引用いたします。
「多動力」とは何か。
それは、いくつもの異なることを同時にこなす力のことを言う。
多動力より引用
「いくつものことを同時にこなすこと」が、多動力です。
書籍「多動力」では、多動力の体現者「堀江貴文」さんが、現代を生きるために必要となる多動力について語っています。
著者:堀江 貴文
実業家であり、作家であり、タレントであり、You Tuberでもある。
数えきれないほどの肩書を持つ、まさに「多動力」の持ち主です。
堀江貴文さんが、インターネットの発達した現代を生きるために必要となる「多動力」についてかいています。
インターネットの普及によって世の中は、「垂直統合型モデル」から「水平分業型モデル」に変わっていきます。例えば、テレビがインターネットに繋がることで、テレビ放送はアプリの一つとなり、テレビ局のライバルはLINEになる。
そんな、今までの常識が変わる時代に求められるのは「越境者」です。
越境者とは縦の区切られた業界を横に渡れる人、そんな越境者となるために必要なチカラが「多動力」です。多動力を知り、多動力を身につけるためにはどうすればいいのかがわかる本です。
それでは、私が感心したポイント3つを軸に「多動力」を解説していきます。
「多動力」3ポイント解説
この本を読んで、良かったなと思ったポイント3つを解説していきます。
①寿司屋の修行なんて意味がない
②ベストセラー本はコピペ本
③まずは、一つのことにサルのようにハマれ
それでは、順番に解説していきます。
①きびしい下積みが実を結ぶんじゃないの!?「寿司屋の修行なんて意味がない」
現代では「寿司屋の就業には意味がない」と堀江貴文さんは言います。
「情報」を得ることに膨大な時間を使うより、チャレンジをしようということです。
一部の職人が技術をもっていた時代とは違い、現在は簡単に情報を得ることができます。「石の上で3年我慢する」よりも、既にある情報を知ってチャレンジをする方が早いからです。
簡単にたくさんの情報にアクセスできる時代です。すでに誰かが発見しているノウハウを生み出すために時間をかけるのはもったいない、とにかく始めてみてから、ノウハウや知識をつけていく。溢れている情報から必要なものを知ればいい、とにかく行動する。
すでに世に出ている情報を得るために膨大な時間を使うより、まずはチャレンジをしよう。だからこそ、寿司屋の修行には意味がないということです。
②えっ、そんなことある?「ベストセラー本はコピペ本」
堀江氏のベストセラー本はコピペである。
堀江貴文さんの出版している本の多くは、編集者やライターが堀江氏をインタビューしたものをまとめているからです。
本人が言うのですからそうなのでしょう。
これは、ゴーストライターだとか、マイナスの意味ではなく「全てのことを自分でやる必要はない」ということを示しています。
ベストセラーとなった「本音で生きる」も、堀江貴文さんのインタビューをライターがまとめてできているのだそうです。ようは、分業の必要性を説いています。
漫画でも「ストーリーを考える人」「絵を描く人」を分業して作ることがあります。それぞれが、得意な部分を活かすことで優れた作品を生み出すことができます。
本も同じ、自分の強みを活かせることに特化するべきであるという意味で、ベストセラー本もコピペ(過去の発言のまとめ)でもできる。
1~10まで自分でやらない、やらないことを決めて、他人に任せることで幅は広がる。
ゆえに、ベストセラーでさえコピペでできてしまうということです。
③好奇心と集中力が必要「まずは、一つのことにサルのようにハマれ」
多動力は、いくつもの異なることを同時にこなす力である。多動力を身につけるには、好奇心や集中力が必要です。
そのためにはまず、一つのことにサルのようにハマることから始めよう。
いつくものことに、次から次にハマっていくことで、多動力がついてくるからです。
日本は、バランスを重要視した教育をしている。子どもが一つのことに異様にハマると周りの大人が、それを止める。
子供に「絵ばっかり書いていないで、勉強もしなさい」といって止めてしまうと、集中力が育たないということは、モンテッソーリ教育でも語られています。
一つのことを極めるというよりも、集中してハマって80点くらいまでやったら、また次のことにハマっていくということを繰り返す。すると、今までハマってきたことの「点と点がつながって、線になる」瞬間が訪れる。
飽きるまでやったことは成長のあかし、興味のあることにサルのようにハマっていきましょう。
すべてを自分でやる必要はない、興味を持ったらまず行動する
言われてみればその通りですが、すべてのことを自分でやる必要はありません。
世の中には、計算をすることが得意な人もいれば、計算はできないけど自分の完成を頼りに結果を出す人もいる。得意なことを得意な人がやればいいのです。
会社でもそうですが、なんでも自分でやろうと背負い込んで、結局できずに仕事を止めてしまう人がいます。私自身も経験があります。
任せるべきことは任せて、自分の得意なところや、興味のあることにハマって行動して結果を出せばいいのだとわかりました。
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まとめ
この記事では「多動力」の書評を書いていきました。
私は、多動力を読んで堀江貴文さんへのイメージがかなり変わりました。イメージで好き嫌い言ってるよりも、本を読んでみると、とても勉強になることがあります。
「多動力」を読めば、多動力を知り、どう行動すればいいのかがわかります。
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