どうもみこです。
この記事では「驚くほどシンプルで一生使える投資の極意」の書評を書いていきます。
損しそう…
ギャンブルじゃないの?
そんな、投資への不安や疑問を解決してくれる本が「驚くほどシンプルで一生使える投資の極意」です。
投資って、実はギャンブルではなく、参加する全員が豊かになることができるものです。
なぜ参加する全員が豊かになれるのか? その考え方は「投資→成長→豊かさ」のサイクルがあるからです。
この本を読めば、投資について詳しくなれるだけではなく、あなたの人的資産と金融資産の状況がわかり、なにをすれば金銭的に豊かになれるのかがわかります。
5分で読めるので、投資の極意について興味がある方は、最後まで読んでみて下さい。
①そもそも「投資」とはなに?
②株式投資ってどういうこと?
③「投資」を始める、「正しい投資」の3大ステップとは
私が「いいな」と思った、こちらの3点を中心に解説や感想を述べていきます。
この3ステップで、投資を知り、投資を初めて豊かさを手にするキッカケを知ることができます。
【わかりやすいお金の本】驚くほどシンプルで一生使える投資の極意の書評
著者:加藤航介
インベスコ・アセットマネジメント株式会社 グローバル資産形成研究所所長(インベスコはS&P500の1社)。
米国コロンビア大学MBA修了。米国公認会計士、フィナンシャル・プランナー、証券アナリスト試験に合格。
世界株式アナリスト、世界株式ファンドのファンドマネージャー、プロダクトマネージャーなど
に従事、さらに世界30カ国を訪問しての経済・企業調査を行うなど、まさに投資のプロ。
同じ船に乗るという姿勢で、自らも資産運用を行う投資家でもある。
高卒の田舎工場勤務の私からみると、恐ろしいほどのエリートです。
ですが、本の内容は難しい言葉が使われているわけではなく、私でも「わかりやすいな」と思えるほど優しく書かれているので安心してください。
投資のプロ「加藤航介」さんが、いろいろな国を20年見てわかった、「投資の本質」を知ることがでできる本です。
指導者と新入社員の会話形式でかかれているため、わかりやすく「人生と社会を豊かで幸せにする投資の本質」について学ぶことができます。
「投資」ってなにをしたらいいのか、そもそもなんのことかわからない、という人にピッタリの本です。
「人的資産」「金融資産」がわかると、あなたのおかれているお金に関する現状を理解することができます。
そして、その「現状をどう変えていけばいいのか」まで理解ができる内容です。本書を読めば、損しそうで怖かった投資が、希望にあふれたものに変わります。
日本人のほとんどが「意図せぬ日本への超集中投資」をしている現実については、誰もが知ってほしい事実です。
「驚くほどシンプルで一生使える投資の極意」3ポイント解説
この本を読んで、良かったなと思ったポイント3つを解説していきます。
①そもそも「投資」とはなに?
②株式投資ってどういうこと?
③「投資」を始める、「正しい投資」の3大ステップとは
それでは、順番に解説していきます。
①そもそも「投資」とはなに?
「投資とは=豊かで幸せな未来をつくるもの」。
驚くほどシンプルで一生使える投資の極意より引用
投資を知るにはこの言葉につきます。
幸せになる為には、投資をして成長しながら豊かになって行く必要があるからです。
投資→成長→豊かさ→投資→成長→豊かさ…
このサイクルが投資の基本的なモデルです。
このサイクルを繰り返すことで、参加する全員が豊かになれるのが投資です。
投資は、実は誰もが無意識に行っていることであり、身近なところにもたくさんあります。
・ランニングシューズを買う→運動をする→健康な体を作る健康への投資
・新入社員研修→新入社員が成長する→新入社員と会社の未来への投資
・道路や橋を整備する→仕事や生活の環境が整う→国や国民が豊かになる投資
これらはすべてよりよい未来のためにお金を使うこと、すなわち投資です。
誰でもなにげなく行っている投資は、より豊かに幸せになるために必要です。
投資をすることで、成長し豊かさを得ることができます。
②株式投資ってどういうこと?
株式投資とは、新しい事業を応援することで、より豊かな社会をつくっていくこと
驚くほどシンプルで一生使える投資の極意より引用
投資をすることは「お金を社会参加」させることです。
株式投資の本質は以下の2つとなります。
・社会を豊かにする応援やモニタリングへの参加
・投資した個人は、社会の豊かさの増加の一部を受け取る
まず、会社の株式に投資することで、その会社は資金を得て事業を発展させることができ、結果として世の中は豊かになっていきます。
そして、株式投資は大企業の経営者をモニタリングする役目も持っていて、株主は経営状況をモニタリングしていて、株の売り買い、株主総会で意思表示をすることができます。
モニタリングされることで、投資→成長→豊かさのサイクルが上手に回るようになります。(日本企業ではモニタリングが上手く機能していないことも多い)
株式投資の結果、社会が豊かに発展すれば、投資した個人には投資で預けたお金が多くなって戻ってくる。
このように、株式投資をすることで豊かな社会が作られれば、投資を行った人全員が豊かになることができます。
「一握りの誰かが勝つ」ギャンブルと、投資はこの点が違います。
③「投資」を始める、「正しい投資」の3大ステップとは
正しい投資をするためには、3大ステップを実践することが大切です。
自分自身の資産バランスを知ってから、投資を行うことが重要だからです。
ステップ1:「真の自己資産」(人的資産+金融資産)と、そのバランスを把握する
ステップ2:2つのバランスを意識しながら投資を実行する
ステップ3:1年に1度、見直しを行う
ステップ1として、自分の人的資産を計算(人的資産は将来の予想年収×働く年数)と、金融資産(自分の持っている貯金や保険)を計算します。(日本人の多くの場合は日本資産に大きく偏っている)
ステップ2として、人的資産と金融資産のバランスを見て、調整するように株式や債券を買っていきます。(資産状況や年齢により配分を検討)
資産が日本に大きく偏っていれば、世界の株式や債権を買っていくようにする。
ステップ3として、見直しは1年に一度行うようにします。
資産は時間の経過で変化します。このとき、こまめにチェックしすぎると、日々の値動きで売り買いし、投資の本質を忘れてギャンブルになりやすいです。
適度な見直しが大切です。
投資を始めるときは、この投資の3大ステップを実践していきましょう。
理解して適切に付き合えば投資は怖くない
この記事では「驚くほどシンプルで一生使える投資の極意」の書評を書いてきました。
①そもそも「投資」とはなに?
②株式投資ってどういうこと?
③「投資」を始める、「正しい投資」の3大ステップとは
現役世代で、日本に集中投資している状態であれば「世界の株式を購入」していくことが良いようです。
株式は日々上がったり下がったりしていますが、長期的に見れば世界は発展しています。短期的に売り買いせずに、コツコツと長期投資すれば長期的には利益を得ることができるはずです。(統計的なものなので、絶対ではありません。)
「投資は怖い、損しそう」という思いもあると思いますが、バブル崩壊後に低成長が続く日本に「超集中投資状態」であるよりも、世界の資産に分散させることの重要性にも利点があることに気がつくことができるはずです。
投資の入門書として、ひじょうに有益な本でした。
書籍には、自己資産の把握や、年令に応じた金融資産の買い方も詳しく書かれているので、気になった方はぜひご一読してください。
この記事で紹介した「驚くほどシンプルで一生使える投資の極意」は、「Prime reading」の読み放題で読むことができます。(2021年4月9日現在の情報です。読み放題が入れ替わっている可能性もあります。)
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