どうもみこです。
私の勤務する工場でも「PDCAを回す」という言葉が良く聞かれます。
ビジネスで成果を上げるために「PDCA」は必要ですが、大事なことは「PDCAの中身」です。
あなたがビジネスで結果を出すことができないのは「PDCA」を回すことができないからかもしれません。
・計画なき行動は方向を見失いがちです。
・計画だけで終わってしまっては成果をだすことはできません。
・失敗にも成功にも次への改善点があるはず、明確にしなくては次に繋がりません
・改善点を次のPDCAに繋げないと、同じ失敗を繰り返すかも。
こんな状態におちいっていないでしょうか?
しっかりと「PDCA」のサイクルを理解して、チャレンジすることが大切です。
・そもそもPDCAってなに?
・PDCAってどうやってやるの?
・PDCAでなにができるの?
この記事で以上の3つを理解して、今日からPDCAで成果をだしていきましょう。
1.PDCAってなにをするの?
1-1.PDCAとは
P=プラン(計画)
文字通りまずは計画です。
達成したい目標や解決したい課題を設定し、それらを達成するための計画をたてます。
目標や計画は具体的にすることが大切です。
目標は「売り上げをあげる」よりも、「売り上げ1000万達成」の方が具体的です。
計画は「いつ・どこで・誰が・どのようにやる」ということろまで落とすことです。
D=ドゥ(行動)
計画したことを実際にやってみます。
計画通りにいかないこともありますが、その場合は計画を調整しても大丈夫です。
C=チェック(成果を確認)
計画と行動に移した成果はどうであったか?
成果をしっかりと確認しましょう。
そして成果を分析します。
・目標達成した場合は、なにが良かったのか?
・目標達成しなかった場合は、どこに上手くいかない原因があったのか?
この2つを明確にしましょう。
この分析が次の「PDCA」に繋がっていきます。
A=アクション(改善)
効果の確認での改善点を実際に改善します。
計画に無理はなかったか?
成果が出なかった要因は?
これらを「次のPDCA」に活かすために改善します。
2-2.PDCAはサイクル
「PDCA」はサイクルです。
「計画→行動→効果の確認→改善→計画→行動→効果の確認→改善」
このサイクルを繰り返えすことにより、業務の改善が進み徐々に成果が出るようになっていきます。
3.PDCAサイクルの効果的な運用
「PDCA」で成果を上げるには大事なポイントが3つあります。
3-1.3つのポイント
①目標と計画は具体的に
「目標=ゴール」を具体的に設定しましょう。
・「売り上げをあげる」 → 「売り上げ1000万達成」
・「不具合削減」 → 「〇〇不具合30%削減」
「明確なゴール」を設定するからこそ、そこへ向かう具体的な道筋を描くことができます。
「計画=ゴールへの道筋」も具体的に設定します。
「売り上げを上げるために営業をする」という漠然とした計画では行動がしにくいです。
「先月20件の新規開拓件数を今月は40件行う」というような具体的行動を決めましょう。
さらに、 「いつ・どこで・誰が・どのようにやる」 という部分も決めていくと良いでしょう。
②分析をしっかりと行う
成果を確認した後は、成果に対する分析をしっかりと行います。
目標を達成した場合「どこがよかったのか?」
目標を達成できなかった場合「なにに原因があったのか?」
この2点を抑えておくと、次の改善やPDCAに活かすことができます。
とくに目標が達成できていない場合は、「目標達成をさまたげた原因を明確化」することで次のPDCAサイクルでの目標達成に近づくことができるはずです。
③PDCAサイクルを回すこと
1回の「PDCA」で上手くいかなかったからといって、それで終わりではありません。
改善点を次に活かすことで、少しづつ良くなっていきます。
「PDCAサイクル」を回し続けることが重要です。
3-2.継続的改善
「PDCAで成果を上げる3つのポイント」を書きました。
3つのポイントを抑えて、よりよい方法を探してPDCAサイクルを回し続けていくことを継続的改善といいます。
なにごとも最初からうまくいくということはありません。
計画する、やってみる、やったら結果をみる、結果から改善をする。
この繰り返しが重要です。
4.まとめ
ビジネスで成果を上げるために「PDCA」は必要ですが、大事なことは「PDCAの中身」です。
具体的な目標と計画、行動、そして結果からの改善点探し、一連のサイクルを回し続けることが良い成果への近道です。
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