どうもみこです。
この記事では、「まんがで身につくアドラー 明日を変える心理学」について書いていきます。
私がアドラー心理学について知ったきっかけは、ベストセラーの「嫌われる勇気」です。「嫌われる勇気」は、日常に役立つことの多い良書です。アドラーの教えの素晴らしさに気がつくことができます。
そして、この記事の「まんがで身につくアドラー 明日を変える心理学」は、非常に役立つ「アドラーの教え」を簡単に理解できる入門本的な一冊です。
・わかりやすくアドラー心理学が理解できる。
・自分と他人を比べてしまう自分を抜け出す方法。
・日常の悩みを解決するきっかけ。
このように非常に有益な本です。
ただ一つマイナス要素として、マンガで理解しやすく書いている。その裏返しとして、もう少し深掘りしてほしいなというところがあります。すでにアドラー心理学をある程度理解している方には、物足りない内容であるかもしれません。
本書は「Amazonプライム会員」ならば、「prime reading」にて追加料金なしで読むことができます。(2020年5月現在)
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まんがで身につくアドラー 明日を変える心理学
本書は、8つのエピソードで構成されています。
エピソードごとに、8人の主人公達がさまざまな悩みを抱え生きています。その多くの悩みを元小学校教師である、カフェ「ウィーン」のマスターが「アドラー心理学」をもちいて解決していきます。
主人公たちが抱える悩みは、現代社会を生きていれば誰もが感じたことがあるというものばかりです。
優越感と劣等感
「あいつには負けたくない」このような感情を、持ったことのある方は多いのではないでしょうか?
「俺はこんなに頑張っているのに」
「なんで、あいつばかり評価されるのか」
「俺はどんなに頑張っても、あいつには勝てない」
このような感情が全てだと思っている。はたして、本当にそれだけでしょうか?
相手に勝って「優越感」を感じたい、でも勝てない自分の「劣等感」に押しつぶされそうになる。誰かと比べて勝っているとか負けているとか、それだけではないことを教えてくれます。
結局「比べること」から抜け出すには
比べなくても価値のある自分に気づくこと
が大事なんだ
まんがで身につくアドラー 明日を変える心理学より引用
比べ続けていれば当然「勝つことも、負けることもある」でもそれだけではない、人間にはいろんな面があるから面白い、誰かと比べて優位性だけに価値を見つける必要は無い。
案外「自分はあいつには勝てない」と、自分で決めているだけなのかもしれません。
自分らしく生きるための「課題の分離」
・頼まれると断ることができない。
・私がやるしかない
・面倒ごとばかり押し付けられる。
断ることができず周りに振り回されてばかりいる、ありがちな状態ですね。
そんなとき、考えてみてほしいことが「課題の分離」です。
あなたがやろうとしていることは「本当に自分の課題」ですか? 頼まれると断ることがでいない、自分がやるしかない、ほんとうにそれだけでしょうか?
もしかしたら、その状況はあなたがその状況を選んでいるだけかもしれません。
「自分の責任」と
「人の責任」を
ごちゃ混ぜにしている
まんがで身につくアドラー 明日を変える心理学より引用
「混ざり合った課題を仕分けすること」これが、アドラー心理学の「課題の分離」です。
「自分がやらなければいけない」と、誰かの課題を引き受け続けることを、あなた自身が選んでいるのかもしれません。案外「そう思い込んでいるだけ」ということもあるものです。
最後に
2つのエピソードを基に、簡単に内容をまとめてみました。
この記事を読んで頂ければわかる通り、日常誰もが抱えているような「悩み」を、アドラー心理学で解決に導いていくのが本書です。
ここ何記事かで、「マンガで~」という本について書いています。マンガで読むと、内容がとてもわかりやすく、気軽に読めるというところがおすすめできます。
ビジネス書や自己啓発本は、読みにくいものもあるので、それらの内容をわかりやすく理解できるのは非常にありがたいことです。
本書には、この記事のエピソードの他にもあと「6つのエピソード」があります。気になった方はぜひご一読してみてはいかがでしょうか。
あなたが抱えている悩みの、解決の糸口がみつかるかもしれません。
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