どうもみこです。
今日は書評に挑戦していきます。
DaiGoさんの本を読むのは初めてです。
「選択」について非常に論理的に語っており、読んだ内容の復習もかねて書評に挑戦することにしました。
私たちは生きていくうえで非常にたくさんの「選択」をしています。
望む望まないに関わらず、現在のあなたの状態は「選択」を積み重ねてきた結果です。
過去を振り返ったとき
「あのときこうしていれば・・・」
そんな後悔をする「選択」が、あなたにも一つはあるのではないでしょうか?
ですが
「すべての人に当てはまる「正しい選択」は存在しない」
後悔しない超選択術 より引用
どの方向から見ても「正しい選択」は存在しません。
現在「正しいと思われている」ことも、時代が変われば「間違いであった」ということはいくらでもあります。
ではどういった選択をすることが良いのか?
それが「後悔しない選択をする」ということです。
・つい感情でものごとを決めてしまう
・いつも後悔ばかりが残る
・自分で決めるのは怖い
・合理的に考えた選択をしたい
そんな人には必読書かもです。
2.選択にはスタイルがある
「選択」には5つのスタイルがあります。
1.合理的スタイル
2.直観的スタイル
3.依存的スタイル
4.回避的スタイル
5.自発的スタイル
後悔しない超選択術 より引用
この中で後悔しない確率が最も高いものは「合理的スタイル」です。
合理的スタイル人たちは、周囲からみても「合理的」「論理的」で納得ができる選択をすることができるのだそうです。
「感情や周囲の状況や意見に流されず、データや論理に従って最善の選択ができる」
こうやって文字に書いてみると、確かにそれができれば「後悔をする選択」を減らすことができるという気がします。
私の経験ですが、「自らの一時の強い感情に流されてした選択」というものは、後から振り返ったときに、「あっ、あのときは冷静さを欠いていたな」と内心で反省することが圧倒的に多いです。
3.後悔しない選択の準備と習慣
自分の選択スタイルを考えたとき、「私は合理的スタイルではない」と知ってしまうかもしれませんが、大丈夫です。
選択を「合理的スタイル」に近づけていくことは可能です。
3-1.まずは知るということ
あなたが決めた選択は、「本当に自分で考えた結果でしょうか?」知らず知らずのうちに選択肢を狭め、「その結果に辿り着いただけ」かもしれません。
・人は衝動に抗えない
・経験よりもデータを重視する
・第三者の目を意識する(周りの人は自分の選択をどう評価するか?)
こういったことを知っているだけでも、選択に迫らせたとき、選択を焦らずに冷静に立ち止まって考えることができます。
3-2.習慣をつける
習慣は人生を左右します。
・考えのバイアス(偏り)を防ぐために複数のサンプルを用意する
・難しい選択は頭が冴えている午前中にする
・思考を鈍らせる不安への対策
これらの行動を習慣つかせることが大切です。
不安を取り除く具体的手法として「瞑想」が有効です。
人は不安を感じると呼吸が浅く、速くなります。
その結果として、選択する力が低下します
そのようなときの対策が「瞑想」です。
深い呼吸を繰り返えすことで、落ち着きを取り戻すことができます。
本には「瞑想のやり方」も書かれています。
4.トレーニング
「後悔しない選択」ための、トレーニング方法も紹介されています。
その中でも私が良いと思ったものを1つ紹介いたします。
1日再構成法
「1日再構成法」で自分の選択を見極めることができます。
1.開始時間
2.終了時間
3.やっていたことの内容
4.誰とやっていたか
5.得られた快楽はどの程度だったか(1~10点)
6.感じたやりがいはどの程度 だったか(1~10点)
あなたが選択したことをこの項目に沿って評価をします。
そのときに、5番(快楽)と6番(やりがい)のバランスが揃っていることが大切になります。
例えば、仲間と飲みに行った。
5.8点 大きく騒いでストレス発散
6.1点 二日酔いで翌日まで潰れた、勉強時間や家族との時間を潰してしまった
これは極端な例ですが、自分の選択を評価することで、今後の選択に具体的に繋げることができます。
快楽に流され過ぎてもなにも残りませんし、やりがいばかりを追っても疲れます。
5.少しづつ自分を変えていこう
「後悔しない選択」は目指すことができます。
本にはそのための方法が、具体的で論理的に書かれています。
「感情バイアス」にとらわれがちな私には、「瞑想」や「感情の粒度」を上げることが有効なようです。
あなたも本書を読んで、「後悔しない人生に向けた選択術」を考えてみませんか。
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