どうもみこです。
今日は「改善」について書いていきます。
改善は製造業でよく使用される言葉ではありますが、製造業以外の職種、大きく言えば人生にも必要な概念です。
改善とは悪いところを改め、現状をより良くするために行う行動です。
人生も改善を繰り返すことにより、良き方向へ向かっていくことができるでしょう。
この記事が、改善ってなに!? という方、実際に業務改善に取り組んでいる方に改めて「改善」を考え直す機会になれば幸いです。
1.改善とは
[名](スル)悪いところを改めてよくすること。「生活を改善する」⇔改悪。
コトバンク https://kotobank.jp/word/%E6%94%B9%E5%96%84-457779 より引用
[補説]トヨタの生産方式を象徴する言葉として世界で知られる。
なにかの品質の本に書いてありましたが、「改善」は海外でもそのままの表現「kaizen」で伝えることができるそうです。
改善は日本の製造業の文化でもあります。
その中でも、引用にもあるようにトヨタの改善は世界的にも知られているところとなっています。
ソフトバンクの孫正義社長は「脳がちぎれるほど考えよ」とおっしゃったそうです。
仕事において「一生懸命に頑張る」ことは当然必要です。
ですが、頭を使うことの大切さを忘れないことはそれ以上に必要です。
無駄なことを一生懸命に頑張っても意味がありません。
悪いところは改めて現状をより良くすることを忘れず、その上で仕事を一生懸命頑張れば、おのずと成果はついてくるはずです。
2.なぜ改善をするのか?
なぜ改善をするのでしょうか?
今がなんとかなっていればそのままでいいじゃないか!?
確かにそうですが、改善は必要です。
その理由は、改善をすることで現状をより良い状態にする必要があるからです。
では逆に改善をしなければどうなるのでしょう?
答えは「ずっと今のままでいる」ということです。
私の工場閉鎖の記事でも書きましたが、変化していく環境に対応できない場合、徐々に淘汰されていくことになります。
会社や自分を取り巻く世の中は、常に変化し前に進んでいます。
その流れの中で「同じ位置にいる」ということは、周りからおいていかれているということです。
今現在なんの問題もなく進んでいることも、続けていくと問題が出てくることは当たり前です。
順風満帆に見える物事も、その雰囲気に流されているだけで、実はいくつもの問題を抱えていて、順調な雰囲気に隠れて問題が見えていないだけかもしれません。
「あるべき姿」と「現状」そのギャップを埋めていくためにも、「改善」は必要なのです。
3.なんにでも必要なのが改善
3-1.あなたの仕事
あなたが日常何気なく行っている仕事に無駄はありませんか?
毎日当たり前に行っている業務が、実は同僚も同じようなことを行っていて、どちらかは止めても問題がなかったり。
いちいち探さなくていい書類や工具を、乱雑な職場であるがため、毎日探し物をしている。
始めからパソコン上で管理すれば良いことを、わざわざ手書きしたりとか。
実は私も、「パソコン上で管理すればよい台帳をわざわざ手書きして、月に1回その台帳をエクセルに入力」という途方もない無駄を長い間続けてきました。
そもそも、台帳を最初からエクセルに入力すれば、その月一回の入力業務は必要がありませんでした。
この改善により、毎月数時間の業務改善ができました。
今思えば簡単なことですが、何気なく続けていると疑問にも思わないことがあるものです。
3-2.あなたの人生
・やりたいことがあるのに時間がない
・運動したいけど始めるきっかけがない
・行ってみたいとこがあるがお金がない
やらない理由を探していてはだめです。
やるためにはどうするのか? そこを考えましょう。
例えば
改善点:ブログを書きたいけれど時間がない。
改善案①:隙間時間に構成を作り、寝る前に形にする。
改善案②:寝る前になんとなくスマホをいじっている時間にブログを書く。
改善点:行ってみたいところがあるがお金がない
改善案①:無駄な支出がないか具体的に再検討
改善案②:一時的な副業をする
「あるべき姿」「なりたい姿」があるのであれば、そのためになにをするか?
考えて行動をすることで、人生は改善されていきます。
4.最後に
改善とは悪いところを改め、現状をより良くするために行う行動です。
業務改善や、業務の見直しを行わなければ会社は衰退します。
人生においても現状のままでいたら、周りから取り残されてしまいます。
そうならないためにも「改善」が必要です。
普段何気なく行っていることを見直したり、やりたいことをするためにどうするか考える。
日常の改善を大事にしてみませんか?
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