どうもみこです。
今日は職場の人間関係について書いていきます。
私は15年以上製造業で働き、現在は中間管理職として働いています。
合わない上司、嫌いな同僚、嫌みな同僚、誰も自分を理解してくれない、職場での人間関係の悩みは尽きることがありません。
私は役職上、人間関係の相談を受けることがあります。
そして、私自身も人間関係について悩むことも多々あります。
そのような中で、職場の人間関係についての気づきも多くあります。
本日はそんな私が、職場の人間関係を考える上で大事だと考える「3つのステップ」を紹介します。
①自分(あなた)が変わらなければ現状は変わらない
②自分(あなた)と他人の課題をわける
③無理に仲良くする必要は無い
この「3つのステップ」が、職場の人間関係に悩むあなたの道しるべになれれば幸いです。
自分(あなた)が変わらなければ人間関係は変わらない
変わるのは自分(あなた)自身です
あなたがもし職場の人間関係を向上させたいと考えるならば、変えるのは周りの人ではなく、自分(あなた)自身です。
他人を変えることは難しい
人間関係の基本は、「自分(あなた)と他人」です。
そして、他人を変えることはとても難しいです。
あなたは、他人に間違えや嫌なところを指摘し、その相手が思い通りに変わってくれたことがあるでしょうか?
おそらくはないと思います。
他人を変えることは難しい
しかし、自分ならば変えることが可能です。
自分の行動を変えればよいのですから、今すぐにでも変えることができます。
なにを変えるのか?
合わない上司、嫌いな同僚、嫌みな同僚、誰も自分を理解してくれない、職場での人間関係の悩みは尽きることがありません。
これらを解決することができるとしたら、自分自身を変えることです。
職場の人間関係を向上させるためのコツをあげていきます。
明るい挨拶をする
コミュニケーションの基本は挨拶です。
・おはようございます
・お疲れ様です。
・お先に失礼します。
これら3つを明るく相手より先に行いましょう。
挨拶は誰にでもできるスキルの要らない行動です。
それだけに、挨拶がしっかりとできるかは自分次第です。
明るい挨拶は相手も気持ちよくなりますし、自分自身にもよい影響があります。
明るく元気な挨拶からコミュニケーションを始めてみましょう。
感謝の気持ちを伝える
相手になにかをしてもらったときは「ありがとう」と感謝の気持ちをしっかりと伝えましょう。
「ありがとう」は言われると嬉しい言葉です。
自分が誰かに役にたった(相手に肯定される)ということです。
しっかりと伝えると、相手も喜ぶはずです。
否定から入らない
人は、自分の意見を頭から否定されると嫌な気分になります。
たとえ相手の意見が間違っていると思っても、まずは相手の意見をしっかりと聞く。
それから自分の意見を伝えましょう。
絶対的に正しい人間はいません、そこにあるのは「相手の意見」と「あなたの意見」です。
「どちらかの意見が正しいか」だけではなく、「両方の良いところを取る」という道もあるはずです。
間違えたときは素直に謝る
人間は間違えをおかします。
なにか指摘されると、つい「いや、だってそれは」と言いたくなります。
ですが、言い訳ばかりしていると話はこじれる一方です。
自分に非があるのならば、まずは謝りましょう。
遠慮はいらないが配慮は必要
役職などについた人は、言いたくないことも言わなければならないことがあります。
役職でなくても、同僚に言いたくないことを言わなければならないこともあるかもしれません。
必要なことであるならば、しっかりと伝えるべきです。
ですが、相手も人間ですので配慮は必要です。
相手の立場も考えずに、自分の意見だけを一方的に押しつけてはいけません。
相手の立場や、話すタイミング、伝え方には十分配慮をしましょう。
感情的な行動に気をつける
あなたが感情的に誰かに行動をすると、相手からも感情的な行動が返ってきます。
感情には感情が返ってくるものです。
たとえイライラとしていても、その感情を誰かにぶつけて発散しているようでは人間関係は良くなりません。
感情的な行動ばかりしていると、いつの間にか「気難しい人」とか「話しにくい人」になってしまいます。
相手を理解する
いつも嫌みを言う人はそういう人です。
いつも怒鳴ってくる人もまたそういう人です。
そういう人なのだから仕方ない、「あの人はそういう人」だと相手を理解する。
そういう相手を理解すると、相手のことをあきらめ、許すことができるかもしれません。
変わるのはあなたです
ちなみにですが、私は感情的になって失敗するタイプです。
あとから冷静になり「やってしまった・・・」と思うことが多々あります。
そのようなことも含めて、他人ではなく自分(あなた)が変わらなければ人間関係は変わりません。
自分(あなた)と他人の課題をわける
ロングセラーの「嫌われる勇気」にある「課題の分離」です。
この考え方はとても大切ですので、ぜひ理解してください。
人間関係の大きなトラブル要因は「課題の分離」ができていないこと
「課題の分離」ができないと、人間関係のトラブルが起こりやすいです。
それは、他人の課題に踏み込む、もしくは自分の課題に踏み込まれることによってトラブルが起こるからです。
課題の分離とは
「明るい挨拶をする」 → 自分の課題
それに対して
「挨拶を返す」 → 他人の課題
「好きな相手に好意を伝える」 → 自分の課題
それに対して
「好意に答えるかどうか決める」 → 他人の課題
このように「挨拶」「告白」をするかどうかは自分自身が決めること、よって「自分の課題」です。
また「挨拶を返す」「好意をどう返す」かは他人が決めること、よって「他人の課題」です。
この2つの課題をわけて考えることが「課題の分離」です。
他人の課題に腹をたてても仕方がない
挨拶が返ってこないことに腹をたてても仕方がありません、それは他人がどうするか決めることであるからです。
また、告白してフラれてしまうことも同じです。
告白に答えるのは他人が決めることだからです。
他人が思い通りにならないこと(他人の課題)に腹をたてるよりも、自分がやるべきこと(自分の課題)にしっかりと向き合うことが大切です。
どこまでが自分の課題か? どこからが他人の課題か? をしっかりと線引きして、相手の課題に不用意に踏み込まないことが大切です。
無理に仲良くする必要はない
これを言ってしまうと身も蓋もないかもしれませんが、どう自分が変わっても、課題を線引きしても合わない人はいます。
そんな人と無理に仲良くする必要はありませんし、だからと言って敵対する必要もありません。
適度な距離をとる
マイナスの感情を伝えればマイナスの感情が返ってきます。
仲良くする必要もありませんが、敵対する必要もありません。
どうしても苦手な人がいるならが適切に距離を取りましょう。
無視したり感情をぶつけても相手は変わりません、関係が悪化すればあなた自身も疲れます。
職場の人間関係なのですから、最低限として挨拶や報連相ができていれば、友達になる必要はありません。
仲良くもなく、敵対もしない距離感を保ちましょう。
もう一度言いますが、無理に仲良くする必要はありませんし、敵対する必要もありません。
最終手段(転職)はあなたの手の中に
ここまで職場の人間関係について書いてきました。
それでもどうしてもこの職場はだめだというのならば、転職をおすすめします。
会社や職場がどうしても合わないということはあります。
そんなときは新しい職場を探してみることも大切な手段です。
そう考えるだけで楽になるかもしれませんし、実際に転職サイトに登録して探してみる手もあります。
その選択権はあなた自身にあります。
最後に
職場における人間関係は、働く人にとって大きな問題です。
この記事の3つのステップがあなたにとってプラスになれば幸いです。
①自分(あなた)が変わらなければ現状は変わらない
②自分(あなた)と他人の課題をわける
③無理に仲良くする必要は無い
あなたの周りの環境に不満があるのならば、まずは自分を変えることから始めてみませんか?
コメント